固定資産を購入しても、その金額をそのまま費用にすることはできません。
減価償却という手続きを通じて、数年に分けて費用にしていくことになります。
なぜ一度に費用にできないのか
例えば600万円の車を買った場合、
その年に600万円すべてを費用にしてしまうと、
👉 使っている期間と費用のバランスが合わない
という考え方になります。
そのため、
👉 使う期間に分けて費用にする
というのが減価償却です。
定額法と定率法の違い
減価償却の方法にはいくつかありますが、よく使うのはこの2つです。
定額法
👉 毎年同じ金額を費用にする
定率法
👉 最初に多く、だんだん少なくなる
減価償却の考え方は、中古資産を使った節税を考えるときにもよく出てきます。
→ 中古資産で節税できる?減価償却の仕組みと注意点をやさしく解説
実務での違い
同じ資産でも、
- 定額法 → 安定
- 定率法 → 最初に多く費用化
になります。
つまり👇
👉 定率法の方が早く費用になる
よくある誤解
👉 減価償却=節税ではない
最終的に費用になる総額は同じです。
違うのは👇
👉 いつ費用になるか
実務でよくあるミス
ここ追加が重要👇
- 決算前に買えば全額経費になると思っている
- 月数按分を理解していない
- 減価償却を「節税目的」で考えすぎる
実務では、「そもそも経費にできるのか」「資産計上すべきか」で迷う場面も少なくありません。
→ 経費になる?ならない?迷ったときに持っておきたい判断基準
期中取得は要注意
ここはかなり重要👇
👉 使い始めた月から按分
つまり、
👉 決算直前に買ってもあまり費用にならない
固定資産の購入時期は、減価償却だけでなく、決算全体の整理とも関係してきます。
→ 決算では何をするの?法人決算で確認する基本作業をわかりやすく整理
耐用年数の考え方
耐用年数は、
👉 法律で決まっている
例:
車 → 6年
👉 自分で自由に決めるものではない
まとめ
減価償却は、
👉 「支出=費用」ではない
という考え方です。
- 定額法 → 毎年同じ
- 定率法 → 最初に多い
- 総額は同じ
そして重要なのは👇
👉 節税目的で無理に資産を買わないこと
減価償却は、
- 資産購入のタイミング
- 節税とのバランス
- 資金繰り
にも関係する重要なテーマです。
減価償却は、単に会計処理の話ではなく、資金繰りや節税の判断ともつながるため、迷う場合は早めに整理しておくと安心です。
→ 税務相談・コンサルティング相談
当事務所では、
- 固定資産の考え方
- 減価償却の整理
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