今の税理士から別の税理士に変えたい。そう決めたあとで迷いやすいのが、「何を準備すればいいのか」「いつ切り替えればいいのか」「今の税理士にはどう伝えればいいのか」です。
この記事では、税理士を変えると決めたあとの準備と、切り替えの進め方をお伝えします。
結論:次の依頼先を決めてから切り替え、引継ぎの資料をそろえておく
税理士を変えるときは、次の順番で考えると進めやすくなります。
- 解約を伝える前に、今の顧問契約書で契約期間・解約予告期間などを確認する
- 次の依頼先を決めてから、今の税理士との契約を終える
- 引継ぎに必要な資料をそろえ、次の税理士にも共有できるよう準備しておく
- 切り替えの時期は、前期の決算・申告が終わったタイミングが分かりやすい。ただし期中の変更もできる
引継ぎで準備するもの
新しい税理士に引き継ぐときは、主に次のようなものをそろえます。
- 会計データ(仕訳帳・総勘定元帳・補助元帳)
- 過年度の申告書
- 税務関係の届出書
- e-Tax・eLTAX の利用者識別番号・利用者ID など、引継ぎに必要な情報
- 固定資産台帳
- 給与関係の資料
e-Tax・eLTAX の暗証番号やパスワードは、メールなどでそのまま送るのではなく、受け渡しの方法を次の税理士と相談してから進めてください。
すべてが手元にそろっていなくても大丈夫です。当事務所では、何が必要かを一緒に整理するところから始めています。
切り替えのタイミング
切り替えの時期としては、前期の決算・申告が終わったタイミングが分かりやすいです。1年分の区切りがはっきりしているため、どこから新しい税理士が担当するかが明確になります。
ただし、期中に変更することもできます。当事務所でも、年度の途中からの引継ぎに対応しています。
実際には、今の税理士との関係や契約の状況もあるため、いつ切り替えるかはケースごとに考えます。
解約を伝える前に、今の顧問契約書を確認する
今の税理士に解約を伝える前に、顧問契約書で次の点を確認しておきます。
- 契約期間
- 解約予告期間(解約を申し出てから契約が終わるまでの期間)
- そのほか、解約に関する取り決め
契約の内容によっては、解約を申し出てから契約が終わるまでに一定の期間がかかります。切り替えの時期を考えるときは、この期間も含めて、次の税理士に担当してもらう時期を決めておくとスムーズです。
今の税理士との解約は、次の依頼先が決まってから
当事務所では、税理士がいない期間を避けるため、次の依頼先を決めてから切り替えることをおすすめしています。
税理士がいない期間ができると、その間の税務署からの連絡への対応などを、ご自身で行う必要が出てくる場合があるためです。
変更が決まったら、資料を共有できるように準備する
変更が決まったら、会計データや引継ぎ用の資料を、次の税理士にも共有できるように準備しておくと、切り替えがスムーズに進みます。
次の税理士に早めに見てもらうことで、引継ぎの段階で確認したいことを前もって整理できます。
当事務所で税理士変更をご相談いただく場合
- まず初回相談(1時間・無料)で、現在の状況と、変更するかどうかの迷いも含めてうかがいます
- 切り替えのタイミング、今の税理士への連絡のしかた、引継ぎに必要な資料を一緒に整理します
- 引継ぎの作業は通常の顧問契約の範囲内で対応しており、変更のための追加料金はかかりません
税理士の選び方そのものについては、税理士の探し方・選び方|個人事業主・小規模法人が見たいポイント、契約の形の違いは税務顧問と決算申告のみの違い|どちらを選ぶべきかにまとめています。
まとめ
- 解約を伝える前に、今の顧問契約書で契約期間・解約予告期間などを確認する
- 当事務所では、税理士がいない期間を避けるため、次の依頼先を決めてから切り替えることをおすすめしている
- 税理士がいない期間ができると、税務署からの連絡への対応などを自分で行う必要が出る場合がある
- 引継ぎには、会計データ、過年度の申告書、届出書、e-Tax・eLTAX の引継ぎに必要な情報、固定資産台帳、給与関係の資料をそろえる
- 暗証番号やパスワードは、メールでそのまま送らず、受け渡し方法を相談する
- 切り替えの時期は、前期の決算・申告が終わったタイミングが分かりやすいが、期中の変更もできる
相談の前に整理しておくとよいことは、税理士に初回相談する前に整理しておきたい5つのことにまとめています。
税理士の変更、ご相談いただけます
切り替えのタイミングや引継ぎに必要な資料を、初回相談で一緒に整理します。変更するかどうか迷っている段階でも大丈夫です。
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