法人を設立して、はじめての決算が近づいてきた。何を準備すればよいのか分からず、不安に感じている方もいると思います。
結論からお伝えすると、1期目の決算も、基本的には通常の決算と大きく変わりません。
この記事では、1期目の決算に向けて準備しておくものと、1期目で慌てやすい点をお伝えします。
結論:準備するものは通常の決算とほぼ同じ
1期目だからといって、特別な準備が必要になるわけではありません。
決算に向けて準備していただくのは、主に次のようなものです。
- 税務署からのお知らせ
- 決算日時点の通帳残高が分かるもの
- 棚卸資産の期末在庫
- 借入がある場合は、返済予定表
ここに挙げたのは主な例です。在庫や借入があるかどうかなど、会社の状況によって必要な資料は変わります。
決算でどんな作業をするのかは、決算では何をするの?法人決算で確認する基本作業をわかりやすく整理にまとめています。
決算に向けて準備する主なもの
税務署からのお知らせ
設立後に税務署から届いたお知らせを準備しておいてください。
決算日時点の通帳残高が分かるもの
決算日時点の預金残高を確認するためのものです。
棚卸資産の期末在庫
商品や材料などの在庫がある場合は、決算日時点の在庫を確認していただきます。
借入の返済予定表
借入がある場合は、金融機関の返済予定表を準備してください。
1期目で慌てやすい2つの点
入力が追いついていない
1期目は、会社の立ち上げや本業で忙しく、会計ソフトへの入力が決算の時点で追いついていないことがあります。
入力が遅れていると、決算の作業に入る前に、まず1年分の取引を整理するところから始めることになります。
会社のお金と社長個人のお金が混ざっていると、整理にさらに時間がかかります。分け方については、法人の口座と社長個人のお金が混ざると何が困る?をご覧ください。
思った以上に利益が出ていて、決算対策が間に合わない
1期目は、決算を組んでみたら思った以上に利益が出ていた、ということがあります。
決算が近づいてから気づくと、打てる手が限られ、決算対策が間に合わないことがあります。入力を進めて、決算の前に数字の見通しを持っておくことが大切です。
まとめ
- 1期目の決算も、基本的には通常の決算と大きく変わらない
- 準備するのは、税務署からのお知らせ、決算日時点の通帳残高が分かるもの、期末在庫、借入の返済予定表など
- 1期目で慌てやすいのは、入力が追いついていないことと、思った以上に利益が出ていて決算対策が間に合わないこと
法人化の前後で経理がどう変わるかは、法人化前と法人化後で経理はどう変わる?最低限押さえるポイント、設立直後の届出は法人を設立したらまず出したい届出書は?、法人の税金の種類と時期は法人を設立したらどんな税金を払う?にまとめています。
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